新しいページへ | ページ選択 | 過去のページへ

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --時--分 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

高雄市役所、市議会を訪ねて

4月27日(火)10:00~11:15
高雄市政府:高雄市苓雅四維三路二号三棲
      電話 07-337-3028
面談者:藩 春義(顧問)、Henry Huang(国際事務科長)
人口は153万人、行政区は11の政令市である。職員は警察、教職員を含めて3万人。日本のように3年程度で職員の人事異動はなく、専門性を大切にしている。日本の統治時代は、治安は厳しく、子供には「日本の警察がくるぞ」というと大人しくなったとのこと。
台湾の行政制度は、国(中央)、直轄市(政令市)、県、市町郷で国は防衛や河川管理、山の保全などを担当。政令市や県は教育、警察など千葉県と似た役割。市町郷(基礎自治体)である。今年の12月25日に高雄市が高雄県との大合併をする予定。選挙期間は投票日前の1ヶ月前からとなっているが、すでに街には街宣車が走り、政党や個人の巨大ポスターが張り出されている。選挙の投票率は国政が70%、市長選挙は75%、県は80%と高い。
藩さんは原住民の出身であるが、高雄政府のナンバー3ということであり、国際科長は台湾政府の外務省出身で米国に13年間勤めたエリートであり、北京オリンピックに対抗?して開催された「高雄世界運動会」では事務局長を務めたとのこと。
《藩顧問と行政談話をしているところ》
画像 060
《お土産の交換》
画像 063
《高雄市議会にて》
4月27日(火)11:30~12:20
高雄市役所で用意してくれた公用車で約10分で高雄市議会に到着する。
高雄市は台北から約350km南下した台湾第2の都市で、南国ムードのきれいな街並みである。
面談者(敬称略):高雄市議会広報室 鄭ニイニイ(通訳担当)、徐隆盛(秘書長)、市議は、林宛蓉、陳玫娟、林国権、黄柏霖。
議員は5つの選挙区から44人が選出される。男性29、女性15人で女性比率34%。台北市議会と同様に女性枠が選挙区ごとに設定されている。また、原住民枠も同様に設定されている。ちなみに、林国権さんは原住民枠の議員であり、今回面談した女性議員も男性議員も皆、活動的で光り輝いていた。
その理由は、質問通告制度はあるが、千葉県議会や柏市議会のように事前の質問・答弁の摺り合わせなどなく、それよりも議員の資料要求などにより執行部も議会質問を予測して対応する本番質疑、真剣勝負の本会議であり、議会事務局もその方が面白いと言っていた。ただ、そのためには議員の質や答弁側の専門性が問われることは言うまでもない。
それと注目すべきは「公聴会制度」である。これは、議員一人ひとりの決定で公聴会が開催される仕組みである。市民や業界から要望があると、2週間前に行政側に主要項目の3~4を議員が所定の様式で伝えて、提案議員が委員長になり、陳情者と行政職員を呼んで公式の「公聴会」を2時間の範囲で開催できることである。黄議員などは年間に21回の公聴会を開催した。公聴会の経費は1回につき最大2万元(約6万円)の予算が用意されていて、公聴会への出席者の交通費や学者や専門家への謝礼に使える。千葉県議会では委員会の委員長決済がないと公聴会を開催することは困難であるが、高雄市議44人の議員の一人ひとりに公聴会を主催できる権利が与えられていることは、今後の日本の地方議会の活性化のためにも大いに参考になる。また、議会事務局職員も44人の議員に対して160名もいる。また、議会事務局職員は行政側から人事異動でくることはほとんどなく、採用されたら、ずーと議会事務局に勤めるのが普通とのこと。行政職員も議会事務局職員も同じ地方公務員であるが、議会事務局の職員の方が人気があるとのこと。ともすると日本の地方議会は行政の追認機関になっているが、議員主導の政治運営であるがゆえに、議会事務局職員も面白いということだろう。
《左が林国権議員、右側が黄議員》
画像 072
議員報酬という名称はなく、調査研究費が実質的な議員報酬であるが、高雄市議会議員の調査研究費は13万元(月に約39万円)と秘書給料が毎月24万元(約74万円)支給されている。例えば、黄議員は正秘書が7人とパートタイムの秘書4人を雇用している。林議員は8人の秘書が地元選挙区と議会にいる。日本の物価と比較すると、大卒初任給が約3万5,000元(約10万円)ということであるので、相当な経費を議会にかけていることが分る。
また、議員の研究室(日本の議員控え室)は各議員に約50㎡の部屋が用意されていて、泊り込めるように寝室もあるとのこと。
なお、今回、黄議員と林国権議員(原住民代表議員)が、私たちの質問に丁寧に答えてくれたが、海外から議員などが視察にくると、議員が質問などに対応するのが普通のことであるといっていた。
《高雄市議会 本会議場にて》
画像 083


| 吉川ひろしのメモ帳 | 23時54分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















非公開コメント

http://yoshikawahiroshi.blog61.fc2.com/tb.php/340-d7e36de2

新しいページへ | ページ選択 | 過去のページへ

  1. 無料アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。